借金の滞納や債務整理をし、いわゆる「金融ブラック」状態になると、銀行や消費者金融からお金を借りたりクレジットカードを作るのが難しくなります。
しかし、だからといって金策の手段が完全に途絶えるわけではありません。
本記事では、どこからも借りられない人でも利用可能なおすすめの金策方法を10個紹介します。
ブラックでも使えるおすすめの金策方法10選
金融ブラックの状態でも、視点を変えれば利用できる支援制度や生活の知恵は多く存在します。
以下に紹介する方法は、それぞれ条件が異なるため、自身の状況に合ったものを選ぶことが大切です。
- 生活福祉資金
- 住居確保給付金
- フードバンク・食料配布
- 生命保険配当金
- 後払いアプリ・キャリア決済
- 後払いアプリ・キャリア決済・コンビニ後払いの現金化
- ポイ活・口座開設キャンペーン
- モニター商品の転売
- 失業手当
- 生活保護
生活福祉資金
生活福祉資金は、市区町村の社会福祉協議会が、低所得世帯向けに生活費や医療費、教育費などを貸し付ける制度です。
原則として無利子または低金利での貸し付けなので、銀行や消費者金融から借りるより大幅に負担が少ない点がメリット。
返済期間も長めに設定されているので、無理のないペースで返済できます。
たとえば、申し込みから2週間程度で10万円を借入できる「緊急小口資金」などがあります。
関連記事:緊急小口資金の返済を滞納するとどうなる?信用情報への影響も解説
住居確保給付金
住居確保給付金は、家賃を払えず住まいを失うおそれがある人に対し、家賃相当額を自治体が支給してくれる制度。
就労支援を受けて定期的に報告・相談に行くことを条件に、3か月間を基本に支給され、最大9ヶ月まで延長も可能です。
無職や減収で新しい職を探している人にとって、大きな助けとなります。
フードバンク・食料配布
地域によっては、フードバンクや自治体などが生活困窮者向けに食料を無償で提供しています。
お金がもらえるわけではなく、受け取った食品の転売も禁止されていますが、日々の食費を抑えることができます。
「居住地名+フードバンク」「居住地名+食料配布」などで検索し、情報をチェックしておきましょう。
生命保険配当金
加入している生命保険に「配当金」が発生している場合があります。
契約者が請求しないと支払われないため、受け取っていない場合はマイページを確認してみると良いでしょう。
配当金は少額であることがほとんどですが、即金として活用できます。
後払いアプリ・キャリア決済
メルペイスマート払いやPaidy、携帯電話のキャリア決済などの後払い機能を使って食品や日用品を購入し、支払いを翌月以降に延ばす方法です。
カードローンやクレジットカードでブラック状態になっているだけ(後払いアプリでは延滞がない)なら、利用可能なことがほとんど。
ただし、あくまで支払いを先延ばしにするだけなので一時的な金策として活用し、使いすぎには注意しましょう。
関連記事:メルペイスマート払い・Paidyを滞納するとどうなるか解説
後払いアプリ・キャリア決済・コンビニ後払いの現金化
後払いアプリ・キャリア決済・コンビニ後払いの利用枠を使って換金性の高い商品を購入し、転売して現金化する方法です。
すぐにお金が欲しい場合は現金化業者に依頼する方法もありますが、手数料の高さに注意が必要。
計画的に使えば緊急時の金策方法として有効です。
関連記事
メルペイスマート払い・Paidyを滞納するとどうなるか解説
コンビニ後払いを滞納するとどうなる?後払いの種類別に解説
ポイ活・口座開設キャンペーン
ポイントサイトを使った「ポイ活」や銀行の口座開設キャンペーンをすべて活用すれば、簡単に数万円単位の収入を得ることが可能です。
隙間時間に在宅ででき、誰でも取り組める点が魅力。
特にポイ活サイトの証券口座開設案件などは、開設して入金もしくは1回取引するだけで数千円(案件によっては1万円以上)の報酬が得られるのでおすすめです。
おすすめの案件は、下記の記事で紹介しているのでぜひ参考にしてください。
関連記事:無料登録・口座開設でお金がもらえるキャンペーン21選
モニター商品の転売
化粧品や健康食品などのモニター案件に応募し、届いた商品をフリマアプリなどで転売する方法です。
無料で商品を仕入れることができ、1個あたり数千円程度で売れるのでおすすめ。
定期便の初回限定価格を活用して購入する案件が多いので解約忘れには注意が必要ですが、在宅で楽に稼げます。
次の2つのXアカウントに連絡すると、転売OKのモニター案件を多数紹介してもらえるのでぜひご活用ください。


このほか、転売は禁止されているものの食品や日用品、化粧品などが無料でもらえるモニターもあります。
個別に紹介用URLを送る必要があるため、ご希望の方は当サイトの問い合わせフォームよりご連絡ください。
失業手当
解雇や倒産といった会社都合での失業なら失業手当がもらえることは、皆知っていることでしょう。
実は自己都合での退職でも、直近2年以内に雇用保険に加入していた期間が1年以上あれば失業手当を受け取ることが可能です。
2ヶ月の待機期間を経た後に3ヶ月間の支給となりますが、通常は合計で数十万のお金が手に入ります。
もらい忘れて損をしないよう、必ずハローワークで手続きをおこないましょう。
生活保護
最後のセーフティネットとして、生活保護という手段もあります。
親族からの援助を受けられないことが条件であり、親に通知が行くのが厄介なところですが、やむを得ない場合は生活を維持するための手段として活用しましょう。
ソフト闇金から借り逃げするのは危険
一時的な金策としてソフト闇金に頼り、中には借り逃げする人もいますが、それは非常にリスクが高い行為です。
法外な利息や執拗な取り立て、家族や職場への連絡など、精神的な負担も大きくなります。
別の金策方法を検討しましょう。
関連記事:ソフト闇金の危険性ー闇金からの借金を返さないとどうなる?
ダメもとでカードローンやクレジットカードに申し込んでみるのも手
金融ブラックで借りられないと思っていても、次のような場合には審査に通る可能性があります。
- 想定よりも早く事故情報が削除され、信用情報が回復している場合
- 軽度の延滞履歴のみで、少額であれば問題なく返済できると判断された場合
- ブラックの状態ではあるが、現在の年収・勤続年数などから返済可能と判断された場合
ダメもとでも、比較的審査が緩いとされるカードローンやクレジットカードに申し込んでみる価値はあります。
※申込情報は信用情報に記録されるため、カードローンとクレジットカードを併せて1ヵ月に2~3件程度の申請に留めておくのが無難です。
カードローンやクレジットカードを申し込むと、その情報は信用情報機関に記録されます。
この申込情報は一般的に6ヶ月間保存され、他の金融機関も閲覧することが可能。
短期間に多数の申込があると「お金に困っているのでは?」と疑われ、審査に通りにくくなります。
以下、おすすめのカードローンとクレジットカードをそれぞれ紹介します。
審査が緩いカードローン(キャッシング)
たとえばセントラルやフタバなどの中小消費者金融であれば、大手消費者金融で審査が通らない方でも柔軟に審査してもらえます。
両方とも、全国どこからでも申し込みでき、初回30日間利息0円で借り入れできるのでおすすめです。
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審査が緩いクレジットカード

審査が緩いおすすめのクレジットカードは、「JCBカード S」です。
長期延滞程度の軽いブラックリスト入りであれば、現在の収入状況などを踏まえて柔軟に審査をしてもらえます。
限度額は10万円などと少額になることが多めですが、キャッシング枠付きのクレジットカードを発行できるのでおすすめです。
以下のリンクからハピタスに登録し、「JCBカード S」を検索して申し込みすれば3,500円分のポイントがもらえるのでぜひご活用ください。
まとめ
金融ブラックの状態でも、視野を広げれば活用できる金策方法は意外と多く存在します。
困難な状況を乗り切るための一助として、ぜひ参考にしてください。