2025年、仮想通貨バブルの第二波が訪れています。
2024年末のバブル第一波ではビットコイン準備金への期待が続いていたため、ビットコインに資金が集中しておりアルトコインは全体的に弱めでした。
しかし、第二波ではビットコインの価格が頭打ちし、アルトコインに多額の資金が流れて爆上げする可能性大。
そこで本記事では、ファンダの裏付けがあるおすすめのアルトコインを厳選して7つ紹介します。
この記事は2025年のみの期間限定公開です。
すでに急騰した通貨はリスク高め!今から追うべきではない理由とは?
2024年末の仮想通貨バブル第一波で大きく上昇して注目されているアルトコインもありますが、それらは過去に急騰した反動で上値が重くなっていることも事実。
短期的には再度の高騰も考えられますが、爆益を狙うなら別の銘柄に注目するべきです。
たとえば、次の3つの銘柄は今からあえて買う必要はないかもしれません。
XRP(エックスアールピー)

リップル社の訴訟終結により一定の好材料が出尽くしたXRP。
訴訟終結を受けて現物ETF承認の期待も高まっていますが、すでに2017年の最高値(3.4ドル程度)まで一度到達している状態です。

過去の最高値は大きなレジスタンスラインになりやすく、これ以上の上昇を狙うにはさらなる機関投資家の流入が必要となります。
しかし、SNSで言われているような「(円建てで)1,000円越え」などは過度な期待を含んでおり、実際は他の伸びしろのある銘柄に資金が流れる可能性に留意すべきです。
SNSで盛り上がる頃には「多くの人がすでに買っている状態」なので、なかなかそれ以上の買い圧が発生しにくいのが現実。
確実に利確したいなら、「ETFが承認されても、再度3.4ドルに到達したら売り圧が発生して天井になるかもしれない」と、現実的に考えることが大切です。
XLM(ステラルーメン)

XRPの弟分であり、連動して上がりやすい銘柄です。
ただ、XRPが最高値を更新しない限りXLMも最高値更新は厳しいので、再度の爆上げに期待しすぎないほうが良いかもしれません。

DOGE(ドージコイン)

2021年にイーロン・マスクの発言で話題を呼んだミームコインの代表格。
2024年11月の米大統領選でトランプが当選した際、イーロン・マスクがトランプと友好的なことや政府効率化省の名前に「DOGE」が使われていることから短期間で爆上げしました。
円建てでは2021年の最高値付近(70円台)に到達したものの、ドル建てでは到達していないため、さらなる上昇を期待する声が多くなっています。


ドル建てでは、2021年は約0.73ドル、2024年は約0.47ドルがピークです。
確かに仮想通貨のチャートはドル建てで見るのが一般的ですが、ドージコインのように日本人のホルダーが多い銘柄は円建ての最高値を基準に売り圧が発生することを忘れてはいけません。
また、海外の大口投資家もそのことは頭に入れてトレードをしています。
そして、2021年と同じ流れになるとすれば、第二波ではドージコインの上昇率は少なく、柴犬コイン(SHIB)が遅れて爆上げする可能性に注目すべきです。
ドージコインは2021年5月の第一波で最高値を記録し、第二波の10月は低調

一方、柴犬コインは2021年第二波の10月に最高値を記録

2025年に急騰が見込めるファンダメンタル重視のアルトコイン7選
2025年の仮想通貨バブルで注目すべきは、今年のファンダが明確になっており、かつ現在は割安のアルトコインです。
ここでは、おすすめのアルトコイン7銘柄を具体的なファンダとともに紹介します。
※以下、円建て基準でも売り圧が発生することを考慮してすべて円建てチャートで解説します。
TRX(トロン)

独自ブロックチェーンを基盤に、DApps(分散型アプリ)やDeFi、NFTのプラットフォームとして常に活発に取引されているコインです。
バブルの有無に関係なく価格が右肩上がりで推移しており、今後も堅調な成長が期待できます。

着実に価格を上げている上、バブルのときには大きく跳ねるので手堅い投資には最適です。
LTC(ライトコイン)

2011年にビットコインの改良版として誕生したアルトコインです。
ビットコインと似た特徴を持つことから現物ETF(上場投資信託)承認の期待がもっとも高い銘柄となっており、承認に向けた準備も一番進んでいます。
参考:米国アルトコインETFの審査状況一覧 ソラナやXRP・ドージなど(CoinPost)
バブルのときは円建てで毎回40,000円程度まで上昇しており、チャートに規則性がある(長期間のレンジになっている)ため、ETFの承認もしくは承認期待で今回も同程度の上昇が見込めます。

2025年の仮想通貨バブルで手堅く数倍取りたいなら、安心して投資できる銘柄と言えるでしょう。
SAND(サンドボックス)

メタバース銘柄の代表格であり、The Sandbox(ザ・サンドボックス)のゲーム内通貨として取引されているコインです。
The Sandboxは2025年にスマホ版の正式リリースを控えており、ゲーム内容のアップデートもあるためユーザー数の急増が見込めます。
参考:ザ・サンドボックスの運営会社 10億ドルの評価額で2000万ドルを調達(コインテレグラフジャパン)
加えて、ドナルド・トランプ大統領のメタバース展開も追い風になる可能性大。
参考:トランプ米大統領、メタバースや仮想通貨のサービスを提供か 特許商標庁が申請公開(CoinPost)
メタバースはオワコンという声も挙がっていますが、そもそもまだ開発途中であり、2021年にFacebookが社名をMetaに変更したことで一過性のブームが起きたに過ぎません。
そのため、今後のメタバースプロジェクトの進展には十分期待できますし、トランプのメタバースサービスが2021年のFacebookの社名変更と同様のインパクトをもたらす可能性もあります。

2021年のバブルが崩壊してからは200円以下を推移していますが、200円のレジスタンスラインを抜ければ450円~550円が射程に入ります。
2021年の最高値までの上昇は厳しいかもしれませんが、それでも今から10倍程度の爆益が狙えるおすすめの銘柄です。
SHIB(シバイヌ)

シバイヌはドージコインに次ぐ第2のミームコインです。
2021年にはドージコインと同じくイーロン・マスクの発言によって急騰しましたが、現在は単なるミームコインの枠を超え、メタバースやゲーム分野への進出を果たしています。
2025年内にメタバースゲーム「Shib:The Metaverse」のスマホ版のリリース予定があり、トランプ大統領のメタバースサービスの展開も好材料。
参考
・Shib:The Metaverse、誰でも簡単に利用できる「ブラウザ版」公開|モバイル版の報告も(BITTIMES)
・トランプ米大統領、メタバースや仮想通貨のサービスを提供か 特許商標庁が申請公開(CoinPost)
ブラウザ版はすでにリリースされていますが、スマホ版ではSHIBトークンをゲーム内取引に用いる機能の実装も予定されており、価格の上昇が期待できます。
また、ドージコインがすでに円建てで2021年の最高値付近に到達した一方、シバイヌは大きく出遅れている状態。

ドージコインは「すでに熱気が冷めた感」がある中、大口投資家は「次に上がる割安なミームコイン」としてシバイヌに目をつける可能性があります。
したがって、2021年と同様に遅れて爆上がりする可能性が高いと言えます。
ETH(イーサリアム)

トランプ大統領が引き起こした関税ショックで暴落が酷く、オワコン扱いされていたイーサリアム。
しかし2025年5月7日のペクトラアップデート以降、大きく値上がりを続けており、第二波で化ける可能性があるコインです。

参考:イーサリアム価格、「ペクトラ」アップグレード後に20%急騰 ETH相場の転換点となるか(コインテレグラフ ジャパン)
イーサリアムはステーキング機能付きの現物ETFの申請もされているため、今後は承認もしくは承認期待による高騰が見込めます。
参考:米国アルトコインETFの審査状況一覧 ソラナやXRP・ドージなど(CoinPost)
イーサリアム自体にはすでにステーキング機能が備わっていますが、ステーキング付きETFが提供された場合、ETF投資でも利回りを得ることが可能になります。
したがって、より多くの資金が流入することが期待されるため、価格の押し上げ要因になるでしょう。
イーサリアムはアルトコインの代表格で、今まで底値を切り上げ続けているコイン。
アルトバブルが来れば、最高値を大幅に更新することも十分あり得ると思われます。
SUI(スイ)

2023年に誕生した歴史の浅い銘柄ですが、米国産の大型アルトで、トランプ政権下で注目を集めているコイン。

一度800円台で天井をつけていますが、SUIのバブルは今回が初めてなのでレジスタンスラインが少なく、上値が軽いのが特徴。
2025年5月時点で大きく反発して500円台に達しているため、第二波で再び800円台を目指し、勢いがあれば1,000円に届くこともあるかもしれません。
SUIに関するファンダはいろいろと発表されていますが、現物ETFの申請がされているため、ETF承認期待による高騰が特に大きくなるでしょう。
参考:米国アルトコインETFの審査状況一覧 ソラナやXRP・ドージなど(CoinPost)
ADA(カルダノ)

カルダノ(ADA)は、多くの人が公平に関わるしくみで運営されている仮想通貨です。
特定の企業や個人がコントロールしているわけではなく、世界中の参加者が支えているため、「分散性が高い」と評価されています。
このような仕組みは、米国証券取引委員会(SEC)がETFを承認する上で重要な基準のひとつです。
証券とは「株のように他人の努力で利益を得ることを期待して買うもの」です。
証券と判断されると規制が厳しくなりますが、証券ではないとされればETFとして認められやすくなります。
カルダノは現物ETFの申請がされており、その分散性の高さから証券ではないと言うことができ、承認もしくは承認期待で価格が高騰する可能性があります。
参考:米国アルトコインETFの審査状況一覧 ソラナやXRP・ドージなど(CoinPost)

まだまだ割安で底値を切り上げながら上昇しているので、今から堅実に数倍取りたい方にはおすすめの銘柄です。
「アルトバブルは来ない」は本当?実はビットコインの動きが鍵を握る!
「今回のバブルはビットコインが強すぎて本格的なアルトシーズンは来ない」という声も挙がっていますが、そのようなことはないので安心してください。
以下、その理由を解説します。
ビットコインが頭打ちすればアルトコインに多額の資金が流れる
アルトターンはビットコインの上昇が一服し、アルトコインに資金が流れることで始まります。
まずは、ビットコインのチャートを見てみましょう。

2021年はビットコインがフタコブラクダのように2回頭打ちしたので、大きなアルトバブルが2回訪れました。
しかし今回はチャート形状が大きく異なり、2024年末の時点ではまだビットコインが上昇途中なので、アルトコインは全体的に弱めでした。
アメリカのビットコイン準備金への期待が続いていたためです。
ただ、2025年の上昇ターンではビットコインがいよいよ頭打ちすることが想定されるため、ビットコインの利確によって生じる莫大な資金がアルトコインに流れるはずです。
単に「今回はビットコインが強いからアルトコインは終わった」と安直に考えるのではなく、状況の本質を見極めることが重要です。
米国政府がビットコインを購入する噂の裏にある注意点とは?
「でも、アメリカ政府がビットコインを購入すれば、ビットコインの上昇が止まらないのでは…?」
「ビットコイン準備金によって半減期による4年サイクルは崩壊し、常に上昇し続けるのでは…?」
このような予想がネット上で散見されますが、トランプ大統領の思考を読む必要があります。
アメリカ政府の莫大な負債を解消する目的でビットコインを購入しようとしているトランプが、わざわざバブルで盛り上がっている最中に高値掴みするでしょうか?
おそらくトランプ大統領はバブルが崩壊して安くなってからビットコインを購入するので、そう遠くないうちにそれを示唆する内容が発表されるでしょう。
ビットコインが準備金への期待である程度上昇するのは確かですが、必ずどこかで頭打ちしてアルトコインに資金が流れるはずです。
2025年の仮想通貨バブルはいつまで続く?相場のピーク時期を予想
例年、仮想通貨バブルはビットコインの半減期から1年~1年半程度で終息しています。
前回のビットコイン半減期が2024年4月20日なので、サイクル的には最長で2025年10月頃まで続く可能性はあります。
ただし今回のバブルは少し変則的で、2024年1月にビットコインの現物ETF承認がありました。
これにより、同時期からビットコインを中心に一部のコインが爆上げし始めています。
つまり、強気相場が3ヶ月前倒しになっているため、バブル終了も3ヶ月前倒し(2025年7月まで)となる可能性もあります。
もちろん状況によるので確かなことは言えませんが、必ず10月まで続くと考えるのではなく、上昇トレンドが崩れたと思った段階で潔く利確することが大切です。
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まとめ:2025年の仮想通貨相場を読む鍵は「資金の流れ」と「将来性」
仮想通貨バブルでは「どれだけ早く仕込めるか」が勝敗を分けます。
そして、すでに価格が上昇しきった銘柄を追いかけるのではなく、今まさに伸びようとしているファンダ付きアルトコインを見極めることが重要です。
2025年のアルトバブル(アルトシーズン)で利益を最大化するためにも、有望銘柄を今のうちからチェックしておきましょう。
本記事の内容は筆者の見解に基づくものであり、必ずしも予測どおりの価格になるとは限りません。
さまざまな情報を参考にして、自身の判断と責任で投資しましょう。
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