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ネット通販で詐欺に遭わないために!怪しい通販サイトの見分け方と対処法まとめ

詐欺通販サイトアイキャッチ 節約

近年、ネットショッピングが普及する中、詐欺通販サイトによる被害も増えています。

見た目は普通の通販サイトでも、「商品が届かない」「偽物だった」なんてことも。

この記事では、詐欺サイトの特徴や見分け方、万が一引っかかってしまったときの対処法を詳しく解説します。

ネット詐欺通販サイトとはどんなもの?

詐欺通販サイトとは、「商品を送るつもりがないのに販売しているように見せかけて、お金だけをだまし取る」悪質なサイトのことです。

正規のショップでは、会社情報などの記載が明確で、問い合わせ対応もスムーズです。

一方、詐欺サイトには「連絡がつかない」「商品が届かない」「情報が曖昧」など、信頼できない点が多く見受けられます。

詐欺の可能性があるネットショップに共通する特徴とは?

詐欺サイトには、いくつか共通する特徴があります。

購入前に次の5つの特徴のいずれかor複数に当てはまっていないか、チェックするようにしましょう。

値段が相場よりも明らかに安すぎる

商品価格が相場より明らかに安すぎる場合は要注意。

適正価格で販売していると大手の(正規の)通販サイトにユーザーを取られてしまうので、安さで引き寄せてお金をだまし取ることが目的です。

少額の詐欺は業者にとってメリットが無いように思えるかもしれませんが、安さに釣られる人が多いのが実態。

そこにつけ込んで「塵も積もれば山となる」の精神で悪事を働いています。

会社概要・連絡先の記載が不十分または存在しない

詐欺サイトの場合は住所や電話番号が記載されていなかったり、架空の情報だったりします。

怪しいと思ったら会社名や住所をGoogleマップなどで調べ、実在するかどうか確かめると安心です。

サイトの口コミや評判も検索し、詐欺被害の報告や注意喚起がされていないか確認すると良いでしょう。

支払い方法が銀行振込のみで不自然

支払い方法が銀行振込だけの場合は警戒するようにしましょう。

正規の通販サイトであればクレジットカードや代引き、コンビニ後払いなどが多様な支払い方法が用意されています。

あえて銀行振込だけを指定する理由は、犯罪用の銀行口座(口座売買で他者から受け取ったもの)を使って足がつかないようにするためです。

サイトURLやドメイン名が公式と異なる

ドメインの末尾が「.xyz」「.top」などあまり見かけないものであったり、URLが長すぎる・怪しい文字列が含まれている場合は注意しましょう。

正規の通販サイトであれば、利用者に信頼感を与えるURLを使用しています。

日本語表現に違和感があり、機械翻訳のような文章が多い

詐欺サイトは外国人が運営していることがほとんどなので、サイト内の日本語表現が不自然なケースが多々あります。

軽度の誤字・脱字程度ならともかく、明らかな文法の誤りが多い場合は要注意です。

「無料モニター」や「実質0円」をうたう高額商品の勧誘にも注意

X(旧Twitter)で指定された高額な家電製品など購入すると、Amazonや楽天でレビューすることで全額返金している案件もあります。(実質無料)

そもそもステマレビューは各ECサイトの規約違反なのでおすすめしませんが、詐欺案件も紛れているので注意が必要です。

次の内容に当てはまる場合は詐欺案件なので、気をつけましょう。

  • 実際に返金されたという他のユーザーの口コミがない
  • ECサイトを経由せず、直接銀行振込やPayPayで支払うように言われる

こうした案件に応募してしまうと、支払い後に商品が送られてくることはなく、お金をだまし取られることになります。

もし詐欺サイトで購入してしまった場合の対応方法とは?

万が一、詐欺サイトで注文・支払いをしてしまった場合も、冷静に行動することが大切です。

以下、支払方法ごとの対処法を説明します。

クレジットカード決済の場合の返金申請手続き

クレジットカード払いの場合は、カード会社にすぐ連絡して事情を伝えましょう。

支払いのキャンセル処理をし、返金対応(チャージバック)が受けられる可能性があります。

銀行振込やコンビニ払い時の被害回復方法と相談先

銀行振込やコンビニ払いの場合は、業者の口座に残高があれば「振り込め詐欺救済法」により返金を受けられる可能性があります。

次の手順で申請しましょう。

  • 振込先の金融機関に電話し、詐欺業者の口座凍結を依頼する
  • 最寄りの警察署に出向いて被害状況を説明し、被害回復分配金の申請をする
  • 数ヶ月~最大半年程度で手続きが完了し、振込手数料を除く元金が返金される

被害回復分配金は詐欺の被害者全員に被害額を分配する制度なので、全額返金されるのは業者の口座に十分な残高がある場合です。

足りない場合は残額が(一部の金額が)被害者全員に分配されます。

詐欺業者はすぐに出金して逃げる傾向があるものの、意外と全額返金されるケースも多いので泣き寝入りせず申請するようにしましょう。

まとめ:怪しい通販サイトかも?と思ったら購入前に必ず確認を!

少しでも「怪しい」と思ったら、購入前に会社情報や口コミを調べるクセをつけておくと安心です。

また、価格の安さに釣られず、信頼できる通販サイトを利用することも重要です。

なお、お得に通販サイトを利用したいなら、ポイントサイトのハピタスを活用すると良いでしょう。

Yahoo!ショッピングや楽天市場などの案件広告を経由して買い物をすると、換金可能なポイントが貯まります。

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