仮想通貨(暗号資産)は大きな値上がり益を得られる投資対象ですが、レンディングやステーキングを活用するとより資産を増やすことが可能です。
この記事では、レンディング・ステーキングの違いと仕組み、おすすめの国内取引所、注意点などについて詳しく解説します。
仮想通貨のレンディング・ステーキングとは?
レンディングとステーキングは、いずれも仮想通貨を「保有しているだけで報酬が得られる」運用方法として注目を集めています。
不動産投資や投資信託なども、保有しているだけで値上がり益が得られる点では同じです。
しかし、仮想通貨のレンディング・ステーキングは値上がり益に加えて利回りも得られるので非常にお得です。
まずはそれぞれの仕組みと違いを整理しておきましょう。
レンディングとは?仮想通貨を貸し出して利息を得る仕組み
レンディングとは、保有している仮想通貨を取引所に貸し出し、その対価として利息(年利)を受け取る仕組みです。
銀行の定期預金と似たようなものですが、レンディングは年利1~3%と高額なところが大きなメリットです。
ステーキングとは?対象の通貨を保有しているだけで報酬が得られる仕組み
ステーキングとは、対象の通貨を保有しているだけで自動的に報酬がもらえる仕組みです。
保有しているだけでネットワークの維持に貢献でき、自動的に報酬が入ってくるので貸出が不安な方にもおすすめです。
国内取引所でレンディング・ステーキングを選ぶメリット
海外取引所では高利回りを謳うサービスもありますが、日本国内の取引所を選ぶことには次の2つのメリットがあります。
日本円での入出金がしやすい
国内取引所は、日本の銀行口座と直接連携できるため入出金がスムーズです。
海外取引所ではステーブルコイン(USDTなど)経由の入金が必要なことも多く、初心者にはややハードルが高い面があります。
特に、送金先アドレスの入力ミスがあると資産を失ってしまう可能性があるので、リスクも伴います。
金融庁登録済で安心・安全な運営体制
国内の暗号資産交換業者は、金融庁の認可を受けた事業者のみとなっています。
ユーザーの資産分別管理や本人確認の徹底など、法令遵守の体制が整っており、安心して資産運用に集中できます。
海外取引所は利回り面で優れていることもありますが、ハッキングリスクや法的な保護の薄さがデメリットです。
国内業者なら、トラブル発生時に日本語でサポートが受けられる点も安心材料になります。
仮想通貨レンディング・ステーキングにおすすめの国内取引所4選【2025年最新版】
ここでは、レンディングやステーキングに対応していて年利が高い、おすすめの国内取引所4社を紹介します。
レンディングならBTC(ビットコイン)、ステーキングならTRX(トロン)がおすすめ。
両方とも年単位で見れば右肩上がり、つまり高値を切り上げているので、長期保有に適しています。
- コインチェック(Coincheck)|BTCのレンディングがおすすめ
- GMOコイン|BTCのレンディングがおすすめ
- OKJ|TRXのステーキングがおすすめ
- SBI VC Trade|TRXのステーキングがおすすめ
コインチェック(Coincheck)|BTCのレンディングがおすすめ

おすすめのサービス内容 | BTCの貸出期間と利率 |
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貸暗号資産(レンディング) | 14日間:年率 1.0% 30日間:年率 2.0% |
コインチェックでは、貸暗号資産(レンディング)サービスでBTC(ビットコイン)の貸出がおすすめ。
14日間の貸出で年利1.0%、30日間の貸出で年利2.0%となっています。
1回あたりの貸出期間は短期間ではありますが、受付中であれば何度でも繰り返し利用できるので、継続的に貸し出せば長期的に利回りを受け取れます。
コインチェックの紹介プログラム経由でビットコインがもらえます。
<紹介特典の内容>
本人確認完了:1500円相当(審査完了後即時)
仮想通貨を5万円以上購入:2500円相当(翌月末目途)
紹介リンクは個別に送付する必要があるため、ご希望の方は問い合わせフォームよりご連絡ください。(通常24時間以内に返信いたします)
GMOコイン|BTCのレンディングがおすすめ

おすすめのサービス内容 | BTCの貸出期間と利率 |
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貸暗号資産ベーシック(レンディング) | 1ヵ月:年率 1.3% |
GMOコインでも、レンディングサービスでBTC(ビットコイン)の貸出がおすすめです。
1ヵ月間の貸出で年利1.3%となっています。
こちらも繰り返し利用することで継続的に利回りを受け取れます。
ご希望の方は、下記のリンクから口座を開設してください。
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OKJ|TRXのステーキングがおすすめ

おすすめのサービス内容 | TRXの貸出期間と利率 |
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ステーキング | フレキシブル(定期):年率 1.88% 30日:2.88% 60日:3.88% |
OKJでは、ステーキングサービスでTRX(トロン)の保有がおすすめ。
「ステーキング」ページから申請することで利用できます。
任意の期間でステーキングできるフレキシブルプランは年利1.88%、30日なら2.88%、60日なら3.88%となっています。
複数のプランを併用したり、ステーキング途中でプランを変更することも可能です。
なお、以下のリンクから口座開設をして90日以内に2万円以上を取引(購入でも売却でも可)すると、2,000円分のビットコインがもらえます。
OKJが条件達成を確認した翌日の16時ごろまでに付与されるので、ぜひご活用ください。
SBI VC Trade|TRXのステーキングがおすすめ

おすすめのサービス内容 | TRXの貸出期間と利率 |
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ステーキング | 期間の定めなし:年率 約3%(月により変動) |
SBI VC Tradeでも、ステーキングサービスでTRX(トロン)の保有がおすすめです。
ここでは申請は必要なく、対象の銘柄を購入して保有しているだけで自動的に毎月ステーキング報酬が入ってきます。
期間の定めもなく、利率は月によって変動しますがTRXの年利は平均約3%となっています。
SBI VC Tradeでは、紹介プログラムを経由することで口座開設完了の翌月15日(休日の場合は前営業日)に現金1,000円がもらえます。
紹介コードは個別に送付する必要があるため、ご希望の方は問い合わせフォームからご連絡ください。
通常24時間以内に返信いたします。
※1ヵ月あたりの紹介上限が10名のため、超過した場合は翌月にお送りいたします。
レンディング・ステーキングで損をしないための注意点
レンディングやステーキングで損をしないために、以下の3つの点には注意しておきましょう。
価格変動リスクとロックアップ期間の確認
保有している仮想通貨の価格が大きく下落した場合、利息を得ても含み損になる可能性があります。
また、ロック期間中は売却ができないケースもあるため、事前に確認しておきましょう。
資金計画に余裕を持ち、含み益が出るまで気長に長期保有する前提で利用することが重要です。
BTCとTRXは長期的に見れば今までずっと右肩上がりなので、短期的な値動きに動揺して狼狽売りする必要はありません。
利回りだけで選ばない!リスクには要注意
「年利10%以上」など高利回りを提示しているサービスの中には、貸し出した暗号資産をレバレッジ取引に使用して利益を出しているところもあります。
いくらリスク管理をしていても予期せぬ事態が発生すれば暴落してロスカットされるので、損失を被る可能性はゼロではありません。
運営会社の信頼性や過去の実績をチェックし、リスクとリターンのバランスを見極めることが重要です。
確定申告や税金の取り扱いにも注意が必要
ステーキングやレンディングによって得た報酬は、雑所得として課税対象になります。
そのため、申告漏れや無申告があると追徴課税が課せられ、せっかくの利益が無駄になってしまいます。
必要に応じて確定申告をして期限内に納税しましょう。
まとめ:利回り・安全性・使いやすさで取引所を選ぼう
仮想通貨のレンディングやステーキングは、「保有しているだけ」の資産を効率よく増やすための運用手段として非常に有効です。
安全性と利回りのバランスを考えながら、着実に資産形成を進めていきましょう。
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